最悪を想定していなければ負け

最悪の事態が起きたらどうするのか
常に考えて行動することって
本当に大事だなと最近思う。

7歳の子供が北海道の山林で行方不明になっている事件がおきている。

両親によれば、おいたをした子供をしつけるため車から降ろして置き去りにし、
五分後に迎えにいったら見当たらなかったという話らしい。

置き去りにするにあたって両親は最悪の事態を考えただろうか?たとえば。

山林に置き去りにして、もし行方不明になったら?
警察に捜索依頼しないと。
もしかしたら捜索費用も請求されるかもしれない。
最悪、子供は死ぬかもしれない。

ここまでは考えていなかった可能性が高い。
考えが足りなかったと言われても仕方ないとおもう。

では仮にそこまで考慮していたとして、
5分で戻れば大丈夫と判断した場合は?

それでも、100パーセントの判断ではない以上、起きてしまった事実は親の過失としかいえない。

論理的に100パーセント確実に大丈夫と断言でき、
なおかつその論理で人を説得できなければ、
起きたことは全て責任者の過失である。

そのリスクが起きる可能性が限りなく小さいと判断したとしても、関係ない。
実際に行方不明になっているので、
確率は言い訳にならない。

最悪の想定に対し100パーセント回避する対策を取っていなければ自己責任。
対策できなければリスクを甘受するしかない。

世知辛いけどこれが現実だと思っている。